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興味本位とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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興味本位

「興味本位でやってみる」などのように使う「興味本位」という言葉。

「興味本位」は、音読みで「きょうみほんい」と読みます。

「興味本位」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「興味本位」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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興味本位の意味

「興味本位」には次の意味があります。

おもしろいかどうかだけを判断基準にする傾向。(出典:デジタル大辞泉)

「興味本位」の「本位」は、「判断や行動をするときの基準となるもの」という意味です。「ほんとうの心」を意味する「本意」とは全く意味が異なるため、「興味本意」は誤用となります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

興味本位で伝えられるさまざまなニュースは苦痛をもたらすだけだった。
(出典:大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』)

・それはもちろん精神上の残忍性で、半ば興味本位のものといってよい。
(出典:カー/宇野利泰訳『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』)

・人の死をまったく興味本位にとらえているのが、早苗には解せなかった。
(出典:貴志祐介『天使の囀り』)

・だが、噂が噂を呼び、いかにも興味本位な学生が話を聞きに来ることも増えた。
(出典:有川浩『キケン』)

・男性読者を意識してか、内容がまるで興味本位に偏っているからだ。
(出典:幸田真音『傷 邦銀崩壊(下)』)

・人の死を悲しんでいるような口調で話しているが、完全に興味本位の質問だった。
(出典:藤田宜永『野望のラビリンス』)

興味本位というよりは、沙織が喋りやすいように配慮したんだろうな。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第6巻』)

・他人の、それも部下の経済事情を興味本位に問うのは、高尚な行為ではない。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 4』)

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