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脈々とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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脈々

「脈々と受け継がれてきた」などのように使う「脈々」という言葉。

「脈々」は、音読みで「みゃくみゃく」と読みます。

「脈々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「脈々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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脈々の意味

「脈々」には次の意味があります。

・長く続いて絶えないさま。また、力強く活動を続けているさま。(出典:デジタル大辞泉)

勢いが衰えないで絶えず続いている様子を意味します。
「脈」には「ひとつづきになっているもの」という意味があり、その「脈」が連続して使われることで、より「長く続くさま」を強調しています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それらの植物は脈々として生命を伝え、今日も変わることがないのである。
(出典:宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』)

・きみの演奏には豊かな感情の、あたたかく、脈々たる流れがない。
(出典:宇神幸男『神宿る手』)

・岩を越して、その裏に脈々として続く道を見るまでは、随分冷や冷やすることもある。
(出典:中谷宇吉郎『由布院行』)

・「銀が泣いている」と言った坂田三吉の気持が、岩宮武二にも脈々としているのだ。
(出典:小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(3)』)

・しかし、彼等が思いを残して死んでいるその思いは、脈々として一筋の綱のようにつながっている。 
(出典:中井正一『知識と政治との遊離』)

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類語

・延々(えんえん)
意味:非常に長く続くさま。(出典:デジタル大辞泉)

・長々(ながなが)
意味:物事が空間的に長く続いているさまを表わす語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・続々(ぞくぞく)
意味:絶え間なく続くさま。(出典:デジタル大辞泉)

・連綿(れんめん)
意味:長く続いて絶えないさま。(出典:デジタル大辞泉)

・縷々(るる)
意味:細く長くとぎれることなく続くさま。(出典:デジタル大辞泉)

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