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聡いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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聡い

「聡い人」などのように使う「聡い」という言葉。

「聡い」は、訓読みで「さとい」と読みます。

「聡い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「聡い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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聡いの意味

「聡い」には次の二つの意味があります。

1 理解・判断が的確で早い。賢い。
2 感覚が鋭い。敏感だ。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

聡いの意味①「理解・判断が的確で早い。賢い。」

聡いの一つ目の意味は「理解・判断が的確で早い。賢い。」です。

分かりやすく言うと「賢い、頭が良いのこと」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しっとりしていて物事の締め括りをちゃんと知っている聡い子供だわ。
(出典:森本薫『華々しき一族』)

・女の子を育てた経験はないが、この子は男の子よりしっかりしているし、ずいぶんと聡い
(出典:上橋菜穂子『獣の奏者 I 闘蛇編』)

・襲撃艦ソーパイなる艦種をつくったことが聡い考えであるのかどうか、いまのわたしは知らぬ。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 3 家族の食卓』)

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類語

賢い(かしこい)
意味:頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。(出典:デジタル大辞泉)

利口(りこう)
意味:頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。(出典:デジタル大辞泉)

聡明(そうめい)
意味:《「聡」は耳がよく聞こえること、「明」は目がよく見えること》物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

英明(えいめい)
意味:すぐれて賢いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

聡いの意味②「感覚が鋭い。敏感だ。」

「聡い」の二つ目の意味は「感覚が鋭い。敏感だ。」です。

「聡い」は、頭が良いということだけでなく「鋭い」という意味でも使います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・リッキーは、ほかのことには鈍いが、こういったことになるとなかなか聡い
(出典:高千穂遙『クラッシャージョウ・シリーズ(全13巻) 7 美しき魔王』)

・目も耳もないのにフェイクはそうした気配に非常に聡い
(出典:有川浩『空の中』)

・しかし、我輩としても己の利に聡いばかりの主に仕える気など毛頭ない。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料XIII Side ColorsIII』)

聡い者であれば、もうこんなふうに一瞬で気がつくことなのだ。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料VII Side Colors』)

・琴江殿は聡い方だったから、俺の気持ちに気づいていたと思う。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒシリーズ 9 涼宮ハルヒの分裂』)

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類語

鋭敏(えいびん)
意味:感覚などの鋭いこと。また、そのさま。敏感。(出典:デジタル大辞泉)

敏感(びんかん)
意味:感覚や感度の鋭いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

多感(たかん)
意味:ちょっとしたことにも感情を動かされること。感じやすいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

繊細(せんさい)
意味:感情などがこまやかなこと。また、そのさま。デリケート。(出典:デジタル大辞泉)

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