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義侠心とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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義侠心

「義侠心にかられる」などのように使う「義侠心」という言葉。

「義侠心」は、音読みで「ぎきょうしん」と読みます。

「義侠心」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「義侠心」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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義侠心の意味

「義侠心」には次の意味があります。

正義のために弱い者を助けようとする心。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「義侠心にかられる」とは「正義のために弱い者を助けようとする心に動かされる」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あのような非人間的な作戦をおこなう男に、義侠心が期待できるだろうか?
(出典:陳舜臣『秘本三国志 3 (三)』)

・若い二人を助けようなどという義侠心を起こしたわけではない。
(出典:山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』)

・頼みもしないのに義侠心に駆り立てられて一緒に六助の後を追ってくれたのだ。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 君を乗せる舟』)

・あまり有名な出版社でないところから出た新雑誌のもつ不利な条件に、彼なりの義侠心が出た。
(出典:松本清張『火と汐』)

・我をわすれて溺れかけている人を助けにゆくのは、義侠心だとある人はいうかもしれない。
(出典:羽仁もと子『たましいの教育』)

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類語

正義感(せいぎかん)
意味:不正を憎み、正義を尊ぶ気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

責任感(せきにんかん)
意味:自分の仕事や行為についての責任を果たそうとする気持ち。(出典:デジタル大辞泉)

思い遣り(おもいやり)
意味:他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。同情。(出典:デジタル大辞泉)

同情(どうじょう)
意味:他人の身の上になって、その感情をともにすること。特に他人の不幸や苦悩を、自分のことのように思いやっていたわること。(出典:デジタル大辞泉)

情け(なさけ)
意味:人間味のある心。他人をいたわる心。人情。情愛。思いやり。(出典:デジタル大辞泉)

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