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群雄割拠とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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群雄割拠

「群雄割拠の世の中」などのように使う「群雄割拠」という言葉。

「群雄割拠」は、音読みで「ぐんゆうかっきょ」と読みます。

「群雄割拠」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「群雄割拠」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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群雄割拠の意味

「群雄割拠」には次の意味があります。

数多くの英雄がそれぞれの拠点に地盤を築き、勢力をふるって対立すること。         (出典:四字熟語を知る辞典)

現代では特にビジネスの分野で多用されており、業種や業界内でさまざまな企業が競合し合っている状態を説明するときに使用されます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それ以前は共通の文化基盤を持ちながら緩やかに繋つながる群雄割拠の時代だ。
(出典:池上永一『テンペスト2 花風の巻』)

・尚氏王朝は五百年の繁栄を遂げましたが、群雄割拠の三山時代もありました。その前は英祖王朝もありました。
(出典:池上永一『テンペスト2 花風の巻』)

・あの頃の悲愴感は、いまは消えている。だが、群雄割拠の国内の情勢を思うと、心をゆるすわけにはいかない。
(出典:咲村観『上杉謙信天の巻』)

・国内が二派にわかれれば、越後は再び昔の群雄割拠の状態にもどる。ひいては、信長の制圧の対象ともなろう。
(出典:咲村観『上杉謙信人の巻』)

・京都は戦乱の巷となって荒廃し、以後群雄割拠の戦国時代に入った。
(出典:三島由紀夫『金閣寺』)

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類語

・動乱(どうらん)
意味:世の中が動揺し、乱れること。また、その乱れ。暴動などのさわぎ。(出典:デジタル大辞泉)

・乱世(らんせ)
意味:秩序が乱れて戦乱や騒動などの絶えない世の中。(出典:デジタル大辞泉)

・殺伐(さつばつ)
意味:殺気が感じられるさま。また、うるおいやあたたかみの感じられないさま。        (出典:デジタル大辞泉)

・戦乱(せんらん)
意味:戦争のために世の中が乱れること。また、戦争。(出典:デジタル大辞泉)

・略奪(りゃくだつ)
意味:暴力的にうばい取って自分のものにすること。(出典:デジタル大辞泉)

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