縮小
「規模を縮小させる」などのように使う「縮小」という言葉。
「縮小」は、音読みで「しゅくしょう」と読みます。
「縮小」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「縮小」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
縮小の意味
「縮小」には次の意味があります。
・縮まって小さくなること。また、縮めて小さくすること。(出典:デジタル大辞泉)
「縮小」をわかりやすく言うと、大きさや物などを縮めたりして小さくすることです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こんな時には血管の縮小によって血圧も相当高くなっているはずである。
(出典:高橋長雄『からだの手帖』)
・さらに重要なのは文化のあいだの差がしだいに縮小されたことである。
(出典:張競『恋の中国文明史』)
・ところが唯一、例外として、瞳孔が縮小したまま死亡するケースがある。
(出典:上野正彦『死体は告発する』)
・そこでぼくは、規模を拡大するよりは、むしろ縮小しようと提案したのだ。
(出典:ハインライン『夏への扉』)
・野球賭博とばくに関する捜査は続行するが、捜査の規模は縮小せざるをえない。
(出典:馳星周『夜光虫』)
類語
・収縮(しゅうしゅく)
意味:ひきしまって小さくなること。ちぢむこと。また、ちぢめること。(出典:デジタル大辞泉)
・萎縮(いしゅく)
意味:しぼんでちぢむこと。また、元気がなくなること。(出典:デジタル大辞泉)
・縮減(しゅくげん)
意味:ちぢめたり、へらしたりすること。特に、計画・予算などの規模を小さくすること。(出典:デジタル大辞泉)
・圧縮(あっしゅく)
意味:規模を小さくすること。数量や割合を減らすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・短縮(たんしゅく)
意味:時間・距離などの長さをちぢめて短くすること。また、ちぢまって短くなること。(出典:デジタル大辞泉)