絶好
「絶好のチャンスだ」などのように使う「絶好」という言葉。
「絶好」は、音読みで「ぜっこう」と読みます。
「絶好」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「絶好」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
絶好の意味
「絶好」には次の意味があります。
・物事をするのに、きわめてよいこと。(出典:デジタル大辞泉)
「絶好」をわかりやすく言うと「何かをするのにとても都合がよいこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・まさかこれは神が与えてくれた絶好のチャンスなのではないだろうか。
(出典:山田悠介『8.1 Game Land』)
・それこそが、自らの価値を示す絶好の機会であると、ヤコは思っていた。
(出典:古橋秀之『ブライトライツ・ホーリーランド』)
・何度も失敗や不都合を繰り返したあげく、ついに絶好の用途を発見した。
(出典:平松洋子『アジア おいしい話』)
・考えてみれば、他人の耳を気にせずに語りあえる絶好の場所であるのだった。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 1 星を砕く者』)
・絶好のゆすりのネタを取り上げられるのではないかと恐れたからです。
(出典:シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』)
類語
・好都合(こうつごう)
意味:条件などにかなっていて、都合がよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・御の字(おんのじ)
意味:非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。(出典:デジタル大辞泉)
・好適(こうてき)
意味:何かを行なうのにちょうどよいこと。ふさわしいこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・願ったり叶ったり(ねがったりかなったり)
意味:希望と一致すること。すっかり願い通りになること。(出典:デジタル大辞泉)
・上出来(じょうでき)
意味:出来映えや物事の結果などがすぐれていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)