紳士的
「紳士的な態度」などのように使う「紳士的」という言葉。
「紳士的」は、音読みで「しんしてき」と読みます。
「紳士的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「紳士的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
紳士的の意味
「紳士的」には次の意味があります。
・紳士らしく礼儀をわきまえ、信義を重んじるさま。(出典:デジタル大辞泉)
「紳士的」とは、洗練された大人の魅力を持つ男性のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし紳士的な俺たちはあくまで話し合いをもとうとしているわけだ。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第8巻』)
・大体、日本は英仏二大連合国との紳士的な約束によって参戦したのだ。
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』)
・たとえパンツ一丁でいるにしても、紳士的であらねばならないからである。
(出典:森見登美彦『四畳半神話大系』)
・温厚で紳士的で、そんなに金銭に執着しているようには見えなかったが。
(出典:姉小路祐『風水京都・竹の殺人』)
・それを思えば、悟史くんは本当に紳士的に対処してくれていたと思います。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 5 目明し編TIPS&おまけ』)
類語
・しなやか
意味:姿態などがなよなよして上品なさま。たおやかなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・温厚(おんこう)
意味:穏やかで、優しくまじめなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・柔軟(じゅうなん)
意味:一つの立場や考え方にこだわらず、その場に応じた処置・判断のできるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・温和(おんわ)
意味:性質などが、落ち着いていて、優しく穏やかなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・婉曲(えんきょく)
意味:言いまわしが穏やかでかど立たないさま。露骨でなく、遠まわしに言うさま。(出典:デジタル大辞泉)