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細雪とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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細雪

「細雪が降る朝」などのように使う「細雪」という言葉。

「細雪」は、訓読みで「ささめゆき」と読みます。

「細雪」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「細雪」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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細雪の意味

「細雪」には次の意味があります。

こまかい雪。また、まばらに降る雪。(出典:デジタル大辞泉)

少しの雨を小雨(こさめ)と表現するように、雪が少し降っていることを「細雪」ということが多いです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・儚く消えてゆくことから淡雪や細雪とも呼ばれているのよ。
(出典:新堂冬樹『忘れ雪』)

・静かにきれいに、『細雪』みたいに。
(出典:平安寿子『素晴らしい一日』)

・その翌日の細雪が舞う朝、三菱の幹部たち全員が湯島の岩崎邸に詰めていた。
(出典:小堺昭三『明治の怪物経営者たち』)

・その光の霊たちは、水気のように細雪となって昇天して、ダンテの視野から消えていく。
(出典:ダンテ/三浦逸雄訳『神曲(第三部) 天国篇』)

・左視右顧、 あな細雪、 常樂の 宮とめあぐみ、 ものうげの 旅や、はつはつ。
(出典:薄田泣菫『泣菫詩抄』)

類語

小米雪(こごめゆき)
意味:小米の粒のように細かく、さらさらと降る雪。(出典:デジタル大辞泉)

粉雪(こなゆき)
意味:粉のようにさらさらとした雪。(出典:デジタル大辞泉)

淡雪(あわゆき)
意味:春先の、うっすらと積もって消えやすい雪。(出典:デジタル大辞泉)

斑雪(まだらゆき)
意味:まだらに降り積もった雪。(出典:デジタル大辞泉)

小雪(しょうせつ)
意味:わずかな降雪。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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