索引
「索引をつける」などのように使う「索引」という言葉。
「索引」は、音読みで「さくいん」と読みます。
「索引」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「索引」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
索引の意味
「索引」には次の意味があります。
・ある書物の中の語句や事項などを、容易に探し出せるように抽出して一定の順序に配列し、その所在を示した表。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「特定の内容を素早く見つけるための項目」のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・従来の印刷本でも、内容を連携づけるために注や索引が工夫されてきた。
(出典:富田倫生『本の未来』)
・索引を調べ、子馬のページを見つけ、まもなく現在の国内価格を知った。
(出典:ディック/朝倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』)
・詳細な索引のついたジョークの辞典があって、日常的に使われているという。
(出典:塩田丸男『口下手は損ですか 面白い話をするための12章』)
・巻末の索引など、彼らのご指導なしには完成できなかったはずである。
(出典:玄侑宗久『禅的生活』)
・図鑑に最初っから付いていた索引の他に、キットンが独自に作った索引もある。
(出典:深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第3巻 青空文庫対応ルビ付きTXT』)
類語
・見出し(みだし)
意味:新聞・雑誌などで、記事内容が一見してわかるように、文章の前に示す簡単な言葉。(出典:デジタル大辞泉)
・インデックス
意味:索引。見出し。また、指標となるもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・目録(もくろく)
意味:書物の内容の見出しをまとめて記録したもの。(出典:デジタル大辞泉)
・目次(もくじ)
意味:項目、題目などの順序。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・コンテンツ
意味:書籍の目次。(出典:デジタル大辞泉)