神社
「稲荷神社」などのように使う「神社」という言葉。
「神社」は、音読みで「じんじゃ」と読みます。
「神社」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「神社」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
神社の意味
「神社」には次の意味があります。
・神道の神を祭り、祭祀(さいし)や参拝のための施設のある所。(出典:デジタル大辞泉)
「神道(しんとう、しんどう)」は、日本にもともとある民族信仰のことです。
「社」には一字だけで「神をまつるやしろ」という意味があります。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・学校は通っていたが、神社の境内にいた時間の方が多かったのだそうだ。
(出典:京極夏彦『魍魎の匣』)
・小高い丘の上まで上がっていくと、そのたびに神社があるように思えた。
(出典:片岡義男『夏と少年の短篇』)
・我々は島の岸に大きな神社が、廊下の下に海水をたたえているのを見た。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)
・それ故私の方から言ふと神社は有難くならぬ方が多いかも知れませぬ。
(出典:内藤湖南『近畿地方に於ける神社』)
・その頭の向こうには、遺跡に隣接する鏡作羽葉神社の森が広がっている。
(出典:坂東眞砂子『蛇鏡』)
類語
・大宮(おおみや)
意味:神の御座所。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・神殿(しんでん)
意味:神をまつる建物。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・聖堂(せいどう)
意味:孔子をまつった堂。(出典:デジタル大辞泉)
・霊堂(れいどう)
意味:霊験あらたかな神仏をまつった堂。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・御廟(ごびょう)
意味:霊廟を敬っていう語。(出典:デジタル大辞泉)