確定
「日程が確定する」などのように使う「確定」という言葉。
「確定」は、音読みで「かくてい」と読みます。
「確定」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「確定」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
確定の意味
「確定」には次の意味があります。
・はっきりと定まること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、曖昧さがなくなったということです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その点で、電話の主が完全に犯人であると確定されたわけではなかった。
(出典:本田靖春『誘拐』)
・しかしそのことについては確定した見解があるわけではありませんでした。
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』)
・ここまでは推測まじりの分析だが、そこから先は確定的な事実があった。
(出典:吉村達也『踊る少女』)
・ましてやこれらの件は、まだ事件性ありと確定したわけではないだろう。
(出典:和田はつ子『薬師』)
・すでに無期懲役が確定したが、その作業員の中に主犯格がいたのである。
(出典:吾妻博勝『新宿歌舞伎町 新・マフィアの棲む街』)
類語
・既定(きてい)
意味:すでにきまっていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・決定(けってい)
意味:はっきりときめること。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )
・決着(けっちゃく)
意味:物事のきまりがついて終わりになること。(出典:デジタル大辞泉)
・帰結(きけつ)
意味:最終的にある結論・結果に落ち着くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・決断(けつだん)
意味:意志をはっきりと決定すること。(出典:デジタル大辞泉 )