知名度
「知名度が高い」などのように使う「知名度」という言葉。
「知名度」は、音読みで「ちめいど」と読みます。
「知名度」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「知名度」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
知名度の意味
「知名度」には次の意味があります。
・世間にその名が知られている度合い。
(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、「どれだけの人間に名前が知られているか」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・人気や知名度では、あの〝三之助〟にすっかり水をあけられている。
(出典:林真理子『野ばら』)
・それが例の男性と結婚し、彼がテレビに出るようになって知名度が上がった。
(出典:群ようこ『無印OL物語』)
・公開当時もほとんど話題にならなかったから知名度も低すぎる。
(出典:姫野カオルコ『ほんとに「いい」と思ってる?』)
・ただ伝説として確かな知名度と信仰心さえあれば彼らは具現化する。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night プロローグ』)
・そのことが皮肉にも、ケイの知名度を日本で一層向上させる結果となった。
(出典:富田倫生『青空のリスタート』)
類語
・度合い(どあい)
意味:程度のこと。
(出典:実用日本語表現辞典)
・認知度(にんちど)
意味:一般的にどの程度知られているか、という度合い。
(出典:実用日本語表現辞典)
・カリスマ(charisma)
意味:予言や奇跡を行なう超能力。転じて、大衆を心酔させ、従わせる、超人間的な資質や能力。また、そのような資質をもった人。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無名(むめい)
意味:世間に名が知られていないこと。
(出典:デジタル大辞泉)
・名をあげる(なをあげる)
意味:名声を得る・有名になる・名誉ある評判を博する、という意味合いで用いられる表現。
(出典:実用日本語表現辞典)