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相容れないとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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相容れない

「相容れない意見」などのように使う「相容れない」という言葉。

「相容れない」は、訓読みで「あいいれない」と読みます。

「相容れない」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「相容れない」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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相容れないの意味

「相容れない」には次の意味があります。

互いの主張や立場が相反していて両立しない。(出典:デジタル大辞泉)

「相容れない」をわかりやすく説明すると、「お互いの意見や考え方などが違うために、まとまることができない」となります。「相容れない関係」で、「お互いの意見や考え方などが違うために、仲良くなれない関係」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・どこまでいっても法子とは相容あいいれない、何かの違いがあるのだと思った。
(出典:乃南アサ『暗鬼』)

・物質への興味と精神への興味とは相容れない裏表であると考えられている。
(出典:戸坂潤『道徳の観念』)

・むしろ、かれらには根本的に相容れないところがあったのかもしれない。
(出典:船木亨『メルロ=ポンティ入門』)

・なぜなら愛というものは自由な精神とは相容あいいれないものだからね。
(出典:森瑤子『風物語』)

・まるで之では国家の利益と人民の利益とは先天的に相容れないかのようだ。
(出典:戸坂潤『世界の一環としての日本』)

・この方向に二人が勝手に歩いて行ったらきっと相容れなくなるだろうと思います。
(出典:瀬戸内晴美『美は乱調にあり』)

・それを別にしても、南と北の軍閥は本質的に相容あいいれないものを持っている。
(出典:パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』)

・これは文学がもともと私たちの実生活とも相容れない性質をもっているからだ。
(出典:安岡章太郎『犬をえらばば』)

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