直近
「直近の7日間」などのように使う「直近」という言葉。
「直近」は、音読みで「ちょっきん」と読みます。
「直近」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「直近」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
直近の意味
「直近」には次の意味があります。
・現時点から最も近いこと。(出典:デジタル大辞泉)
日時だけでなく、場所などについても使います。
「直近の駅」で「最寄りの駅」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それで直近の過去を忘れ去ろうとする。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス9 ブルー・マズルカ』)
・しかし、実は直近の例にこそ、ヒントがありました。
(出典:貴志祐介『新世界より』)
・こいつはなにかの爆発の直近にいたのだ。
(出典:福井晴敏『川の深さは』)
・家の直近、つまり、コンクリートの犬走りは屋根の廂の分だけ雪はない。
(出典:佐竹一彦『新任警部補』)
・この二人の虫ケラのような男が岩村の当面の直近上司であった。
(出典:森村誠一『大都会』)
類語
・最近(さいきん)
意味:もっとも近いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・最新(さいしん)
意味:いちばん新しいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・間近(まぢか)
意味:間近いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・最寄り(もより)
意味:すぐ近くのあたり。付近。(出典:デジタル大辞泉)
・目鼻の先(めとはなのさき)
意味:目と鼻との間のように距離が非常に近いこと。(出典:デジタル大辞泉)