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発足とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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発足

「評議会が発足する」などのように使う「発足」という言葉。

「発足」は、音読みで「ほっそく」と読みます。

「発足」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「発足」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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発足の意味

「発足」には次の二つの意味があります。

1 組織や機構などが設けられ、活動を始めること。はっそく。
2 出発すること。はっそく。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

発足の意味①「組織や機構などが設けられ、活動を始めること。はっそく。」

「発足」の一つ目の意味は「組織や機構などが設けられ、活動を始めること。はっそく。」です。

「解散」の対義語というイメージで覚えておくと分かりやすいです。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・プロ野球コミッショナー、この制度はアメリカでは一九二一年に発足した。
(出典:赤瀬川隼『球は転々宇宙間』)

・この年、ようやく全国的な興行組織である日本女子プロレス協会が発足
(出典:井田真木子『プロレス少女伝説』)

・日本でも一九〇六年六月一二日に日本エスペラント協会が発足している。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(上) 1月~6月』)

発足当初が十六億円だったから、この間七十八倍増えたことになる。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』)

・苦労して発足させた隊をたった一度の戦闘で失いたくはないだろうからな。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 5-5121小隊 episode TWO』)

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発足の意味②「出発すること。はっそく。」

「発足」の二つ目の意味は「出発すること。はっそく。」です。

「出発すること」や「旅立つこと」という意味で使います。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・そこで一行は、この場にしばらく休んだ上で、ふたたび発足しました。
(出典:佐藤正彰訳『千一夜物語』)

・その夜ひそかに旅装を調え、誰にも告げず窃りと発足したのであった。
(出典:国枝史郎『神州纐纈城』)

・その翌六月十一日朝四時に起きて少しく茶を沸して飲んでから発足したです。
(出典:河口慧海『チベット旅行記』)

発足がおくれたのは、毒煙にやられて、目がかすんでいたからである。
(出典:柴田錬三郎『(柴錬立川文庫1) 猿飛佐助』)

・オイ兄弟、乾児連中に、何時でも発足の出来るやうに準備を命じてくれ。
(出典:出口王仁三郎『霊界物語 第六九巻 山河草木 申の巻』)

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