療法
「心理療法」などのように使う「療法」という言葉。
「療法」は、音読みで「りょうほう」と読みます。
「療法」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「療法」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
療法の意味
「療法」には次の意味があります。
・治療のしかた。治療の方法。(出典:デジタル大辞泉)
「療法」という言葉をわかりやすく言うと、「病気やけがを治すための方法」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・おそらく指をつぶされた療法士はこの一件を自分の恥と認識したらしい。
(出典:篠田節子『ハルモニア』)
・適当に患者がやってきて、彼の療法によって適当になおって帰ってゆく。
(出典:星新一『声の網』)
・そして、真の療法とは、かれがそこに療法を見るということなのである。
(出典:アラン/宗左近訳『幸福について(上)』)
・すべてこうした傾向に対する適切な療法は、精神の訓練ということである。
(出典:ラッセル/日高一輝訳『幸福の獲得について』)
・彼女のためのショック療法だ、とこの出来過ぎな少年は割り切っていた。
(出典:高橋弥七朗『灼眼のシャナ 第2巻』)
類語
・治療(ちりょう)
意味:病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為。(出典:デジタル大辞泉)
・診療(しんりょう)
意味:医師が患者を診察し、治療すること。(出典:デジタル大辞泉)
・加療(かりょう)
意味:病気やけがの治療をすること。(出典:デジタル大辞泉)
・療治(りょうじ)
意味:病気やけがを治すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・手当て(てあて)
意味:病気やけがの処置を施すこと。また、その処置。(出典:デジタル大辞泉)