甘味料
「人工甘味料」などのように使う「甘味料」という言葉。
「甘味料」は、音読みで「かんみりょう」と読みます。
「甘味料」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「甘味料」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
甘味料の意味
「甘味料」には次の意味があります。
・味覚に対して甘味を感じさせる調味料および食品添加物の総称。天然甘味料と人工甘味料がある。(出典:日本大百科全書)
具体的には「砂糖」や「水あめ」や「サッカリン」などが「甘味料」として挙げられます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・容器の大半は加工野菜、肉、甘味料であったが、中のいくつかは魚が入っていた。
(出典:ホーガン『星を継ぐもの』)
・甘味料として、砂糖の重要性が大きいのもそのためです。
(出典:平野雅章『熱いが御馳走 食物ことわざ事典II』)
・苦悩と涙こそ、恋愛における最大の甘味料である。
(出典:林真理子『美女入門 PART2』)
・それから、甘味料には、エリスリトールとキシリトールが使われてるんですよ。
(出典:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』)
・このころから、従来の甘味料の蜂蜜にかわって、砂糖の名がレシピに盛んに顔を出すようになる。
(出典:石井美樹子『中世の食卓から』)
類語
・調味料(ちょうみりょう)
意味:料理の味あるいは素材の持ち味などを調整し、料理全体の味をととのえる働きをするものの総称。(出典:日本大百科全書)
・甘み(あまみ)
意味:甘い味。甘さの程度。甘さ。(出典:デジタル大辞泉)
・砂糖(さとう)
意味:代表的な甘味料で,純粋なものは化学上はショ糖と呼ばれる。(出典:百科事典マイペディア)
・蜜(みつ)
意味:甘味のある粘稠(ねんちゅう)性の強い液体の総称。(出典:日本大百科全書)
・糖分(とうぶん)
意味: 糖類の成分。また、あまみ。(出典:日本国語大辞典)