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特定とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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特定

「彼女は特定の時間に現れる」などのように使う「特定」という言葉。

「特定」は、音読みで「とくてい」と読みます。

「特定」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「特定」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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特定の意味

「特定」には次の意味があります。

特にそれと指定すること。また、特に定まっていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「特定の時間」であれば、「定まっている時間」あるいは「指定された時間」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・うちの近所にあるという設定だけ作って、場所の特定はしなかったんだ。
(出典:乙一『平面いぬ。』)

・一週間の間に特定の生徒と接する機会などは、その程度のものなのです。
(出典:乾くるみ『Jの神話』)

・顔の表情を分析することで、特定の人物の社会的性質を明らかにできる。
(出典:今村仁司『「大菩薩峠」を読む ―峠の旅人』)

・彼女が特定の人物を処分するようなこともときどきはあったんですか?
(出典:シムノン/長島良三訳『メグレの打明け話』)

・姉に特定の恋人がいるのかどうか、それは賢二は聞いたことがなかった。
(出典:吉村達也『トンネル』)

類語

特有(とくゆう)
意味:そのものだけに特別に備わっていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

指定(してい)
意味:人・時・所・事物などを特にそれとさして決めること。(出典:デジタル大辞泉)

限定(げんてい)
意味:思考の対象の性質・範囲などを狭めて明確に定めること。(出典:デジタル大辞泉)

指名(しめい)
意味:名をあげて、その人を指定すること。(出典:デジタル大辞泉)

名指し(なざし)
意味:名前をあげてそれと指定すること。(出典:デジタル大辞泉)

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