物資
「支援物資」などのように使う「物資」という言葉。
「物資」は、音読みで「ぶっし」と読みます。
「物資」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「物資」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
物資の意味
「物資」には次の意味があります。
・人間の生活や活動のために必要な品物・資材。また、資源。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、「物資」は「生活に必要な(品)物」を表します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・わたしは自分でどうしてよいかわからないほど無限に物資を持っていた。
(出典:デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』)
・工場という工場がいろんな物資を、何年も何年も競争しながら生産する。
(出典:東峰夫『オキナワの少年』)
・ほとんどが角の方々に物資や奴隷を運んでくるっていう闇の商人どもさ。
(出典:伏見健二『サイレンの哀歌が聞こえる』)
・また今までとても、まだ私からは物資のことなど彼に相談した覚えはない。
(出典:横光利一『夜の靴』)
・必要物資のなにかがつき、そこで停止することになるのかもしれない。
(出典:星新一『できそこない博物館』)
類語
・資源(しげん)
意味:ある目的に利用され得る物資や人材。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・資材(しざい)
意味:物を作るための材料。材料としての物資。(出典:デジタル大辞泉)
・材料(ざいりょう)
意味:ものを作るとき、そのもとにするもの。(出典:デジタル大辞泉)
・マテリアル
意味:物質。材料。原料。(出典:デジタル大辞泉)
・素材(そざい)
意味:もとになる材料。原料。(出典:デジタル大辞泉)