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無病息災とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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無病息災

「無病息災を願う」などのように使う「無病息災」という言葉。

「無病息災」は、音読みで「むびょうそくさい」と読みます。

「無病息災」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「無病息災」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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無病息災の意味

「無病息災」には次の意味があります。

病気をしないで健康であること。(出典:デジタル大辞泉)

簡単に言い換えると「何事もなく元気に過ごすこと」を意味します。
無病は病気にならないこと、息災は災いや病などを仏教の力で予防するという意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ただし、幸福を自分でつくりあげようとする人が無病息災ならの話ですがね。
(出典:カザノヴァ 田辺貞之助『カザノヴァ回想録 第二巻』)

・この辺じゃ未だにこれを食えば、無病息災になると思っているんだ。
(出典:芥川竜之介『湖南の扇』)

・そこでさっきの朝鮮帰りの腕時計だが、これは充分に長持ちして十年間は無病息災だった。
(出典:福永武彦『第二随筆集 遠くのこだま』)

・中に人がたに巻いたちまきを入れて包み、一年間戸口に吊つるして無病息災を祈る。
(出典:和田はつ子『薬師』)

・たとい家中が無病息災で病気なんぞはした事がないと威張っても女が妊娠したら妊娠中の食物を知らなければなるまい。
(出典:村井弦斎『食道楽』)

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類語

一病息災いちびょうそくさい
意味:ちょっとした病気のある人のほうがからだに注意するので、健康な人よりもかえって長生きするということ。(出典:デジタル大辞泉)

無事息災ぶじそくさい
意味:病気・災害などの心配事がなく暮らしていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

延命息災えんめいそくさい
意味:命を延ばし、わざわいをとめること。長寿と無事。(出典:精選版 日本国語大辞典)

健やかすこやか
意味:からだが丈夫で元気なさま。心身が健全であるさま。(出典:デジタル大辞泉)

健全けんぜん
意味:身心が正常に働き、健康であること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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