無料
「入場無料」などのように使う「無料」という言葉。
「無料」は、音読みで「むりょう」と読みます。
「無料」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「無料」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
無料の意味
「無料」には次の意味があります。
・料金を払わなくてよいこと。無代。ただ。(出典:デジタル大辞泉)
「入場無料」は「料金を払わなくても入場できる」ということです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それ以来、ご主人が無料ティッシュで床を拭き続けるようになりました。
(出典:麻生佳花『尼は笑う』)
・決して無料で治療してはならないというのは大原則です。
(出典:内田樹『寝ながら学べる構造主義』)
・この町の衣食住にかんするものはすべて無料であるとわかったことも話した。
(出典:海野十三『怪星ガン』)
・だがそれは空気が無料でないように無料じゃありません。
(出典:ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』)
・お代わりは無料らしいが、店員に申し出てまで飲みたいとは思わなかった。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)
類語
・只(ただ)
意味:代償・祝儀などを与えたり受けとったりしないこと。代価が不要なこと。無料。また、無償であるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無償(むしょう)
意味:報償がないこと。また、代価を払わないですむこと。ただ。無料。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・フリー
意味:無料。無税。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・無賃(むちん)
意味:賃金・料金を払わないこと。また、賃金・料金の要らないこと。ただ。(出典:精選版 日本国語大辞典)