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焚書とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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焚書

「焚書処分を免れる」などのように使う「焚書」という言葉。

「焚書」は、音読みで「ふんしょ」と読みます。

「焚書」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「焚書」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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焚書の意味

「焚書」には次の意味があります。

学問や言論圧迫の手段として書物を焼きすてること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

多くは権力によって、学問や思想を弾圧する手段として使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼の作品は焚書こそされなかったが、「好ましからぬ」ものに数えられた。
(出典:ヘッセ/岩淵達治訳『車輪の下』)

・その日、王都の南門前の広場で、盛大に焚書の儀式がとりおこなわれた。
(出典:田中芳樹『アルスラーン戦記1 「王都炎上」』)

・しかしそうしたなかにあってもへッセの作品はついに焚書に加えられることなく済んだのであった。
(出典:ヘッセ/佐藤晃一訳『郷愁』)

・ナチスの焚書事件などに抗議して生まれた学芸自由同盟の会長としての顔があった。
(出典:和田利夫『昭和文芸院瑣末記』)

・だって、私の本を売り飛ばそうが、焚書の刑に処しようが、それは読者様の勝手ですもの。
(出典:中村うさぎ『浪費バカ一代 ショッピングの女王2』)

類語

焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)
意味:学問・思想を弾圧すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

弾圧(だんあつ)
意味:特に、支配者が権力を行使して反対勢力の活動を抑圧すること。(出典:デジタル大辞泉)

抑圧(よくあつ)
意味:抑制し圧迫すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

圧制(あっせい)
意味:権力などを使って、他の者の言動を押さえつけたり、人に強制したりすること。(出典:デジタル大辞泉)

暴圧(ぼうあつ)
意味:力ずくで無理に押さえつけること。(出典:デジタル大辞泉)

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