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漢方とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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漢方

「漢方の胃薬」などのように使う「漢方」という言葉。

「漢方」は、音読みで「かんぽう」と読みます。

「漢方」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「漢方」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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漢方の意味

「漢方」には次の意味があります。

中国から伝来し,日本で独自の発展を遂げた治療中心の医学。(出典:百科事典マイペディア)

 日本が中国から文明を学び取り入れていた時代に、中国の医学も伝わり、それを日本人用に発展させた医学のことです。中国から伝わったそのままの医学ではなく、日本で考えられた医学です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なんだか私はこの漢方植物の山を見ただけで、もう元気になってくる。
(出典:田口ランディ『ハーモニーの幸せ』)

漢方でもこれらの症例に対するさまざまな療法や薬草は伝えられている。
(出典:山田風太郎『秘戯書争奪』)

・医学を学んでから僕は漢方または民間医方に興味をもつたこともある。
(出典:斎藤茂吉『念珠集』)

漢方医療家のなかでも、薬を処方する者はとくに社会的な身分が高かった。
(出典:呉善花『新 スカートの風』)

・彼らは漢方の専門病院や養成のための学校まで作っています。
(出典:和田はつ子『薬師』)

類語

漢方薬かんぽうやく
意味:漢方(中国医学)で用いられる薬物の総称。(出典:日本大百科全書)

和方わほう
意味:日本固有の処方。転じて、日本固有の医術一般をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

オランダ医学おらんだいがく
意味:江戸時代、オランダ人を通じて伝えられた西洋医学。(出典:日本大百科全書)

西洋医学せいよういがく
意味:ヨーロッパで発達した医学の総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

東洋医学とうよういがく
意味:東洋で発祥し,発達した医療体系のことで,中国系,インド系 (アーユル・ベーダ) ,アラブ系 (ユナニ) などが含まれる。(出典:ブリタニカ国際大百科事典小項目辞典)

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