溶接
「溶接部分が折れかかっている」などのように使う「溶接」という言葉。
「溶接」は、音読みで「ようせつ」と読みます。
「溶接」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「溶接」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
溶接の意味
「溶接」には次の意味があります。
・ 二つの金属の接合部を高熱で溶かして継ぎ合わせること。（出典：デジタル大辞泉）
金属を扱う工場などで使われることが多い用語です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・鞘と柄に鎖か何かが溶接されているとしか思えない手触りだったからだ。
（出典：九里史生『SAO-Web-0402-第四章~第六章』）
・念入りに鉄の扉は溶接されているから、そこから水が漏れる恐れはない。
（出典：山口芳宏『雲上都市の大冒険』）
・その側には太い金属パイプを溶接した門扉らしきものまで転がっていた。
（出典：榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 2 ロマンティック・クリムゾン』）
・屋根は何の飾りつけもなく、表面は溶接金属なのでどうにもならん。
（出典：ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 4 ステンレス・スチール・ラット諸君を求む』）
・最初は叔父の工場で働いていた年配の男と二人で、溶接の注文を中心に仕事をした。
（出典：奥田英朗『最悪』）
類語
・接着（せっちゃく）
意味：物と物とがぴったりくっつくこと。（出典：デジタル大辞泉）
・定着（ていちゃく）
意味：ある場所や位置に、ぴったりとつくこと。（出典：デジタル大辞泉）
・連接（れんせつ）
意味：つながり続くこと。（出典：デジタル大辞泉）
・接ぐ（はぐ）
意味：二つのものをつぎ合わせる。（出典：デジタル大辞泉）
