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清祥とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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清祥

「益々御清祥のこと~」などのように使う「清祥」という言葉。

「清祥」は、音読みで「せいしょう」と読みます。

「清祥」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「清祥」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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清祥の意味

「清祥」には次の意味があります。

・手紙で、相手が健康で幸福に暮らしていることを喜ぶあいさつの語。
(出典:精選版 日本国語大辞典)

「清祥」は「御清祥」として使われることがほとんどで、「益々御清祥のこととお喜び申し上げます」と手紙や挨拶などで冒頭によく用いられます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・渡辺様におかれましては益々ご清祥のことと存じ申し上げます。
(出典:姫野カオルコ『終業式』)

・拝啓 時局一転、平和日本の黎明に際して益御清祥の段お慶び申上げます。
(出典:巖谷大四『懐しき文士たち 戦後篇』)

・拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
(出典:高杉良『金融腐蝕列島(上)』)

・謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
(出典:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(上)』)

・吾兄愈御達者、合家がふか御清祥は時々承候。
(出典:森鴎外『伊沢蘭軒』)

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類語

・健勝(けんしょう)
意味:健康で元気なこと。また、そのさま。すこやか。多く手紙文で、「ご健勝」の形で用いる。(出典:デジタル大辞泉)

・清祥(せいしょう)
意味:清く栄えること。手紙文などで、相手の無事と繁栄を喜ぶあいさつの語。
(出典:デジタル大辞泉)

・隆昌(りゅうしょう)
意味:勢いの盛んなこと。栄えること。隆盛。(出典:デジタル大辞泉)

・安泰(あんたい)
意味:無事でやすらかなこと。また、そのさま。安穏(あんのん)。平穏。(出典:デジタル大辞泉)

・健康(けんこう)
意味:からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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