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清拭とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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清拭

「清拭を行う」などのように使う「清拭」という言葉。

「清拭」は、音読みで「せいしき」と読みます。

「清拭」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「清拭」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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 清拭の意味

「清拭」には次の意味があります。

ふいてきよめること。特に、寝たままの病人の体をタオルなどでふいて清潔にすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

看護の一つです。同時に褥瘡などのチェックや新陳代謝を促すものでもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・遺体を清拭する間、と言われて霊安室に通されて三十分の時間が経っていた。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)

・下を見ると、食器を清拭したばかりの口が舌なめずりをしていた。
(出典:沼正三『家畜人ヤプー』)

・夜の十時、いつもの看護婦が聖美の清拭にやってきた。
(出典:瀬名秀明『パラサイト・イヴ』)

・全身清拭だなんて言って、俺をすっぱだかに剥いてよ、わかるか?
(出典:樋口有介『八月の舟』)

清拭は看護婦の仕事だと思うが、手術の多い泌尿器科では、歩ける人間にまで手が回らなかったようだ。
(出典:三浦綾子『塩狩峠 道ありき』)

類語

清める(きよめる)
意味: けがれや汚れを除き去って清らかにする。(出典:デジタル大辞泉)

・クリーニング

意味:掃除。ごみやよごれを除くこと。(出典:デジタル大辞泉)

・浄化(じょうか)

意味:きれいにすること。清浄にすること。(出典:デジタル大辞泉)

・ケア

意味:世話すること。また、介護や看護。(出典:デジタル大辞泉)

・介抱(かいほう)

意味:病人・けが人・酔っぱらいなどの世話をすること。看護。(出典:デジタル大辞泉)

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