消耗品
「消耗品を補充する」などのように使う「消耗品」という言葉。
「消耗品」は、音読みで「しょうもうひん」と読みます。
「消耗品」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「消耗品」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
消耗品の意味
「消耗品」には次の意味があります。
・使うにつれて減ったりなくなったりする品物。(出典:デジタル大辞泉)
「消耗品」をわかりやすく言うと「使うと減る物」で、具体的には紙、ガソリン、電池、洗剤、などを指します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・備品や消耗品を運び出し、次の建物を組み立てて、基地を整備している。
(出典:ロバート・アスプリン,P・J・ヘック『銀河おさわがせアンドロイド』)
・まるで自分たちを消耗品のように利用しているみたいだ。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 下』)
・小説は読みすてられ、忘れられてゆく一大消耗品と化したのではないか。
(出典:亀井勝一郎『青春論』)
・他にも滑り止めなどの消耗品の類も補給しておかないといけない。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス8 ミキシング・ノート』)
・じいさんには、確かに自分以外のものを消耗品として考えている節がある。おれのように一つのものにこだわりはしない。
(出典:雨木シュウスケ『聖戦のレギオスI 眠りなき墓標群』)
類語
・日用品(にちようひん)
意味:毎日の生活に使う品物。日常品。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・雑貨(ざっか)
意味:雑多な、あまり高価でない商品、特にこまごまとした日用品をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・使い料(つかいりょう)
意味: 使用するためのもの。(出典:デジタル大辞泉)
・用具(ようぐ)
意味:ある事をするために使う道具や器具。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・物資(ぶっし)
意味: 経済や生活のもとになる品物。(出典:精選版 日本国語大辞典)