海洋
「海洋研究所」などのように使う「海洋」という言葉。
「海洋」は、音読みで「かいよう」と読みます。
「海洋」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「海洋」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
海洋の意味
「海洋」には次の意味があります。
・海水をたたえている陸地以外の地球表面の凹地。海。(出典:日本国語大辞典)
つまり海洋を一言で言うと「海」となります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・かねがね見たいものだと思っていたが、彼らは海洋の生物のはずである。。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 4 3001年終局への旅』)
・英国には、日本とちがって、ああいう海洋小説を書く作家がいるんだな。
(出典:阿川弘之『末の末っ子』)
・頭上にあるのはガスタンクであり、下にあるのは海洋の生活であった。
(出典:ミラー/大久保康雄訳『南回帰線(下))
・ほとんどが、海洋リゾート惑星のホテル兼観光用として使われている。
(出典:高千穂遙『クラッシャージョウ・シリーズ(全13巻) 11 〔映画版〕虹色の地獄』)
・イルカと一緒に働く海洋レンジャーに相談してみるべきかもしれない。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 7 竜の夜明け〔上〕』)
類語
・海(うみ)
意味:地球上の陸地でない部分で、全体が一続きになって塩水をたたえている所。(出典:デジタル大辞泉)
・大洋(たいよう)
意味:大きい海。広い海。(出典:デジタル大辞泉)
・絶海(ぜっかい)
意味:陸地から遠く離れた海。遠海。(出典:デジタル大辞泉)
・海原(うなばら)
意味:ひろびろとした海。広大な海面。(出典:日本国語大辞典)
・領海(りょうかい)
意味:国家の領域の一部で、海岸に沿って一定の幅をもつ帯状の海域。(出典:デジタル大辞泉)