活発
「活発な子供」などのように使う「活発」という言葉。
「活発」は、音読みで「かっぱつ」と読みます。
「活発」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「活発」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
活発の意味
「活発」には次の意味があります。
・元気で勢いのよいさま。行動・活動などが生き生きとして盛んなさま。(出典:デジタル大辞泉)
「活発」は活動的なことを意味しますが、人間の動きだけでなく、「活発な火山活動」や「活発な議論」などのようにも使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・食堂においても以前のように活発な議論もでないし笑いも起きなかった。
(出典:新田次郎『孤高の人』)
・しかしそんな事があってよくこんな明るく活発な子に育ったものだ。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜 32 氷結の夢』)
・ジムが翼の下から頭を出すと、あたりでは、みんなが活発に動いていた。
(出典:ディクスン『ドラゴンになった青年』)
・かれは、一九四〇年代にギリシアで活発に政治的活動に参加していた。
(出典:今村仁司『増補 現代思想のキイ・ワード』)
・しかし一瞬の後、彼らは、前と同じ不活発な状態に戻って緊張を解いた。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 07 ハリー・ポッターと死の秘宝 (暫定訳)』)
類語
・積極的(せっきょくてき)
意味: 進んでことをしようとするさま。物事に、肯定的で、能動的な様子。(出典:選版 日本国語大辞典)
・生き生き(いきいき)
意味:活気があふれていて勢いのよいさま。また、生気があってみずみずしいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・溌剌(はつらつ)
意味:生き生きとして元気のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・盛ん(さかん)
意味:勢いがいいさま。(出典:デジタル大辞泉)
・快活(かいかつ)
意味:持ちや性質が明るく元気のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)