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気苦労とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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気苦労

「気苦労の絶えない人生」などのように使う「気苦労」という言葉。

「気苦労」は、音読みで「きぐろう」と読みます。

「気苦労」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「気苦労」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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気苦労の意味

「気苦労」には次の意味があります。

・あれこれと気を使って、精神的に疲れること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「気苦労」とは、気配りや配慮のし過ぎで精神的に疲れてしまうことを言います。日本人には耳慣れた表現ですが、海外ではあまり使われない表現です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そんなことはただ生きている人間の気苦労に過ぎないのかもしれない。
(出典:尾辻克彦『父が消えた 五つの短篇小説』)

・そのときの気苦労が元で一家はむちゃくちゃになり、母親は夫と離婚した。
(出典:西風隆介『神の系譜IV 幽霊の国・解』)

気苦労はないといっても、パリだからやはり気を張っているということはある。
(出典:赤瀬川原平『老人力 全一冊』)

・からだが軽くなるとともに、地上のさまざまな気苦労や悩みも消えていった。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 2 2010年宇宙の旅』)

・店が大きくなれば、それはそれでまた違う気苦労があるのだろうとお文は思っていた。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』)

類語

・気疲れ(きづかれ)
意味:心づかいや緊張などのため、精神的に疲れること。(出典:デジタル大辞泉)

・心労(しんろう)
意味:あれこれ心配して心を使うこと。また、それによる精神的な疲れ。(出典:デジタル大辞泉)

・不安(ふあん)
意味:気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・心配(しんぱい)
意味:物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・懸念(けねん)
意味:気にかかって不安に思うこと。(出典:デジタル大辞泉)

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