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概論とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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概論

「概論を学ぶ」などのように使う「概論」という言葉。

「概論」は、音読みで「がいろん」と読みます。

「概論」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「概論」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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概論の意味

「概論」には次の意味があります。

全体の内容をまとめて述べること。要約して論じること。また、そのように概括して述べたもの。現在では、主としてある学問の大要を概説したものをいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「概論」をわかりやすく言うと「全体を要約して述べることや、述べたもの」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・グレッグはわたしらに、ガニメアンの科学概論をまとめろって言うんだ。
(出典:ホーガン『ガニメデの優しい巨人』)

・ただ一つはっきりと私が覚えているのは、大塚先生の美術概論の試験の時のことである。
(出典:和辻哲郎『埋もれた日本』)

・僕はただ、動物学のほうから女類一般の概論を述べただけだ。
(出典:太宰治『女類』)

・ルイスも大学の生物学概論の講義でそのホログラムを見たことがある。
(出典:ラリイ・ニーヴン『リングワールド・シリーズ(全4巻) 3 リングワールドの玉座』)

・これは概論書を讀むよりももつと大切なことである。
(出典:三木清『哲学はどう学んでゆくか』)

・木島教授は研究室などは持たず、もう何年も新入生相手に建築概論だけを教えていた。
(出典:中村航『ぐるぐるまわるすべり台』)

・社会学概論の試験が終ってから、わたしプール・サイドへ行ったの。
(出典:筒井康隆『『筒井康隆100円文庫全セット』』)

・解析概論といっても他の院生にはわからない。
(出典:立原正秋『冬の旅』)

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