検討
「けんとう」と読みます。
「検討する」などと使われる「検討」という言葉。
ビジネスシーンなどでよく使われる「検討」ですが、どのような意味なのでしょう?
この記事では「検討」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
検討の意味
「検討」には次の意味があります。
・物事を詳しく調べ考えること。よいかどうかを調べ考えること。 (出典:大辞林 第三版)
「検討」をわかりやすく言うと「あるものを詳しく調べて、それについてよく考える」というような意味になります。
また、ビジネスシーンでの「検討」は、遠まわしに「断わる」という意味になります。
具体的な使い方や例文は下記の通りです。
使い方・例文
・ここでは生物学を中心に科学の研究方法を検討してみることにしよう。
(出典:長野敬・鈴木善次『パズル・生物入門』)
・このまま予定通り修学旅行を続けるかどうか、検討する必要があるのだろう。
(出典:平坂読『ホーンテッド! 2』)
・政府はその責任においてあらゆる対応策を検討することにしました。
(出典:ホーガン『ガニメデの優しい巨人』)
・僕はさっきから考えていたことを、脳裏でもう一度だけ検討してみた。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第01巻』)
・この鑑定の是非を三大学の教授に検討してもらうため、再鑑定となった。
(出典:上野正彦『死体は語る』)
・私たちはいくつかの薬の包装を取り変えることを検討していました。
(出典:シムノン/長島良三訳『メグレの打明け話』)