検査
「病院で検査する」などのように使う「検査」という言葉。
「検査」は、音読みで「けんさ」と読みます。
「検査」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「検査」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
検査の意味
「検査」には次の意味があります。
・ある基準をもとに、異状の有無、適不適などを調べること。(出典:デジタル大辞泉)
ある基準に照らして、異状(=通常と違う変わった状態)などが無いか調べることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼女の検査は数時間におよび、わたしは病院のまわりをうろついていた。
(出典:乙一『平面いぬ。』)
・彼はスクリーン発生器を検査し、それが調子がよいことを知ったのだ。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ3) 第二段階レンズマン』)
・今夜、身体検査した連中には、一万ドル持っているのはいなかったか。
(出典:クイーン/石川年訳『アメリカロデオ射殺事件』)
・県庁のテーブルで、県貴族団の財産の検査が行なわれた。
(出典:トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(下)』)
・今日はルイスもいっしょにいって、目の検査をすることになっていた。
(出典:ベレアーズ『(ルイスと魔法使い協会2)闇にひそむ影(TXT)』)
類語
・点検(てんけん)
意味: 悪い箇所や異常はないか、一つ一つ検査すること。(出典:デジタル大辞泉)
・取り調べ(とりしらべ)
意味:捜査機関が、被疑者や参考人の出頭を求めて犯罪に関する事情を聴取すること。(出典: デジタル大辞泉 )
・チェック
意味:点検、調査、確認などをすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・確認(かくにん)
意味:公の機関によって、特定の事実や法律関係の存否を判断、認定すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)