栄光
「栄光の架け橋」などのように使う「栄光」という言葉。
「栄光」は、音読みで「えいこう」と読みます。
「栄光」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「栄光」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
栄光の意味
「栄光」には次の意味があります。
・輝かしいほまれ。大きな名誉。光栄。(出典:デジタル大辞泉)
「輝かしい」を言い換えると「光輝く」になり、「ほまれ」は「喜ばしい評価」になります。
2つの意味を合わせると、光り輝くような喜ばしい評価という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この戦争の勝利者となったときの栄光ばかりが彼の心の中で輝いていた。
(出典:アレクサンドル・デュマ/鹿島茂『編訳 王妃マルゴ(上)』)
・いまから三十年前には、この港がつかのまの栄光に輝いたこともあった。
(出典:クラーク『渇きの海』)
・もし悪魔の約束が本当なら、いかなる栄光を手にすることも思いのままだ。
(出典:星新一『なりそこない王子』)
・したがってかつての栄光の日々を想う毎日となっても不思議ではなかった。
(出典:木村裕主『ムッソリーニの処刑』)
・ そしてこれは、過去の栄光への未練から発した希望的観測ではありません。
(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)
類語
・栄誉(えいよ)
意味:輝かしい誉れ。(出典:デジタル大辞泉)
・光輝(こうき)
意味:ひかりかがやくこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・誉れ(ほまれ)
意味:誇りとするに足る事柄。また、よいという評判を得ること。(出典:デジタル大辞泉)
・称賛(しょうさん)
意味:褒めたたえること。(出典:デジタル大辞泉)
・栄え(さかえ)
意味:栄えること。(出典:デジタル大辞泉)