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松明とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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松明

「松明の明かり」などのように使う「松明」という言葉。

「松明」は、音読みで「しょうめい」と読みます。

「松明」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「松明」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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松明の意味

「松明」には次の意味があります。

《「たきまつ(焚松)」の音変化か》松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ねたもの。火をつけて照明に用いた。のち、竹やアシなども用いるようになった。打ち松。続松(ついまつ)。継(つ)ぎ松。松火。(出典:デジタル大辞泉)

「松明」には一般的に、語源がはっきりしない「たいまつ」という読み方をあてられることが多く、「しょうめい」の他に「しょうみょう」とも読むことが出来ます。
どの読み方も誤用ではありません。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いま松明が下へ沈むのを見ていなかったら、ころがりおちたかもしれぬ。
(出典:山田風太郎 『忍法帖4 忍法八犬伝』)

・頬の肉が強張って、松明の灯りで見ると、この世のものとも思われない。
(出典:夢枕獏 『陰陽師太極ノ巻』)

・つづいて焔のついた松明、獣油の雨、火はたちまちパッと枯草についた。
(出典:吉川英治 『神州天馬侠(一)』)

・その石の上には、今手に手に松明を持った、三郎が手のものが押し合っている。
(出典:森鴎外 『山椒大夫』)

・「これは」 河口一帯が篝火や松明で燃え上がっているかのようである。
(出典:和田竜 『村上海賊の娘 下巻』)

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類語

トーチ(torch)
意味:「たいまつ」に同じ。(出典:デジタル大辞泉)

炬火(きょか)
意味:たいまつ。かがり火。こか。(出典:デジタル大辞泉)

継松(ついまつ)
意味:たいまつ。(出典:デジタル大辞泉)

松火(しょうか)
意味:たいまつ。(出典:デジタル大辞泉)

打ち松(うちまつ)
意味:篝火(かがりび)に入れて燃やす、折った松。松明(たいまつ)。(出典:デジタル大辞泉)

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