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望郷とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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望郷

「望郷の念」などのように使う「望郷」という言葉。

「望郷」は、音読みで「ぼうきょう」と読みます。

「望郷」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「望郷」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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望郷の意味

「望郷」には次の意味があります。

故郷をなつかしく思いやること。(出典:デジタル大辞泉)

「望郷の念」を簡単に言うと「離れた土地からふるさとを懐かしく思うこと」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・母の故郷である水戸に対し、自分も見果てぬ望郷の念を抱いているのだ。
(出典:冲方丁 『光圀伝』)

・ただ、童子のような、伊賀恋しさの望郷の炎に吹かれて思いたったのだ。
(出典:山田風太郎 『忍法帖3 伊賀忍法帖』)

・あれだけ望郷の念に身も心も焦がしていた一家なのだから。
(出典:米原万里 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』)

・その夢が破れたとき、流浪の疲れとも望郷ともつかぬ想いがザンデをつかんだのだ。
(出典:田中芳樹 『アルスラーン戦記9』)

・動乱が長くつづけば、避難民も二世、三世の時代となり、望郷心はしぜんに薄れて行くものなのだ。
(出典:陳舜臣 『秘本三国志 6 (六)』)

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類語

ノスタルジック
意味:郷愁を感じるさま。また、感じさせるさま。(出典:デジタル大辞泉)

懐郷(かいきょう)
意味:故郷をなつかしく思うこと。望郷。(出典:デジタル大辞泉)

ホームシック
意味:故郷や家庭を懐かしみ、異常に恋しがる気持ち。郷愁。懐郷病。(出典:デジタル大辞泉)

思郷(しきょう)
意味:故郷を懐かしく思うこと。望郷。(出典:デジタル大辞泉)

郷愁(きょうしゅう)
意味:他郷にあって故郷を懐かしく思う気持ち。ノスタルジア。(出典:デジタル大辞泉)

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