有料
「有料会員になる」などのように使う「有料」という言葉。
「有料」は、音読みで「ゆうりょう」と読みます。
「有料」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「有料」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
有料の意味
「有料」には次の意味があります。
・料金の支払を必要とすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「有料」とは、料金がかかることを言います。例えば、有料のコンテンツとは、使用するために料金の支払いをする必要のあるコンテンツのことです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ソヴェトの小学校は無料のところもあったが有料のところもあった。
(出典:宮本百合子『楽しいソヴェトの子供』)
・一頭二十五キロ以下の死体は清掃事務所が有料で引き取ってくれるらしい。
(出典:奥田英朗『ララピポ』)
・彼女が、有料駐車場を利用することを、極端に嫌っているからであった。
(出典:梶山季之『罠のある季節』)
・スクリーンの裏から悲鳴が聞こえてくるようで、これでは有料の拷問だ。
(出典:富田倫生『青空のリスタート』)
・やがて有料電話器の番号に目をとめた彼は自分がその番号をまわしていたことを知った。
(出典:エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』)
類語
・対価(たいか)
意味:財産・労力などを他人に与えまたは利用させた場合に、その報酬として受け取る財産上の利益。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・会計(かいけい)
意味:代金の支払い。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・支払い(しはらい)
意味:品物やサービスなどに対して、金銭を払い渡すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・精算(せいさん)
意味:金額などをこまかく計算すること。特に、料金などの過不足を計算しなおすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・決済(けっさい)
意味:代金や証券・商品、または売買差金の受け渡しによって、売買取引を終了すること。(出典:デジタル大辞泉)