有効
「有効な方法」などのように使う「有効」という言葉。
「有効」は、音読みで「ゆうこう」と読みます。
「有効」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「有効」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
有効の意味
「有効」には次の意味があります。
・ききめのあること。効力をもっていること。(出典:デジタル大辞泉)
効果がある事を表す言葉で、法律用語として使われたり、柔道の判定として使用されたりすることもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これを調和させて、両方有効に使って行こうとするのが仏教の目的です。
(出典:岡本かの子『仏教人生読本』)
・この上はただ、もっと有効な方法を工夫するより外はないと思いました。
(出典:小酒井不木『三つの痣』)
・いかなる研究も、隠語の研究ほど教育上に有効で材料豊富なものはない
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)
・確かに有効には違いないだろうが、今はもう軍隊では通常使われていない。
(出典:ロバート・アスプリン『銀河おさわがせ中隊』)
・したがって我々はこれを、充分に利用し有効に行使しなければならない。
(出典:別役実『犯罪症候群』)
類語
・妥当(だとう)
意味:実情によくあてはまっていること。適切であること。(出典:デジタル大辞泉)
・エフェクティブ
意味:有効であるさま。効果的。(出典:デジタル大辞泉)
・効果的(こうかてき)
意味:ききめが目に見えて現れるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・合法性(ごうほうせい)
意味:行為などが法規に適合していること。適法性。(出典:デジタル大辞泉)
・有能(ゆうのう)
意味:才能のあること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)