暴落
「株価の大暴落」などのように使う「暴落」という言葉。
「暴落」は、音読みで「ぼうらく」と読みます。
「暴落」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「暴落」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
暴落の意味
「暴落」には次の意味があります。
・物価・株価などが急激に大幅に下がること。(出典:デジタル大辞泉)
主に相場が急に下落した状態を示すもっとも強い言葉です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私たちは商品の暴落を完全に予想することなんて不可能だからだ。
(出典:私たちは商品の暴落ぼうらくを完全に予想することなんて不可能だからだ。)
・北九州の鉱業会社の株はその日の暴落で三文の価値もないことになった。
(出典:賀川豊彦『空中征服』)
・なるほどアラブの油が暴落して以来、金持ち国といえばまず日本であろう。
(出典:東郷隆『(定吉七番シリーズ 4) ゴールドういろう』)
・ほかにもたくさん原因があるけど、きみの株が暴落しちゃったんだ。
(出典:ウェルズ/浜野輝訳『ダヴィドソンの眼の異常な体験』)
・深呼吸をして、最も重要なその暴落がいつ起こるかということについて考える。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料III』)
類語
・低落(ていらく)
意味:価格・相場などが下がること。(出典:デジタル大辞泉)
・値崩れ(ねくずれ)
意味:売り値が急激に下がること。(出典:デジタル大辞泉)
・急落(きゅうらく)
意味:物価や相場などが急激に下がること。(出典:デジタル大辞泉)
・下落(げらく)
意味:物価や相場、また、物事の価値などがさがること。(出典:デジタル大辞泉)
・降下(こうか)
意味:高い所から低い所へおりること。また、高かったものが低(出典:デジタル大辞泉)