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昨今とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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昨今

「昨今の傾向」などのように使う「昨今」という言葉。

「昨今」は、音読みで「さっこん」と読みます。

「昨今」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「昨今」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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昨今の意味

「昨今」には次の意味があります。

現在に近い過去から、現在を含めて漠然という。きのうきょう。このごろ。近ごろ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「昨今」を分かりやすく言うと「現在から少し前までの間」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・氏に言わせると昨今の大学問題などは、まさにここに問題があるという。
(出典:ベンダサン『日本人とユダヤ人』)

・またあくまで小説なのに本気にしてしまう読み手も少なくない昨今である。
(出典:酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』)

・それに比べて昨今の作家はおしなべてタレント化しているようですな。
(出典:鮎川哲也『死者を笞打て』)

昨今ゲームやアニメでさえ最後は一人と結ばれて終わるというのにね!
(出典:葵せきな『生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1』)

・ようやく昨今この傾向からの脱却が獲得されはじめたくらいのものである。
(出典:倉田百三『学生と読書』)

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類語

近頃(ちかごろ)
意味:このごろ。最近。ちかごろ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

今時分(いまじぶん)
意味:今頃。今。(出典:精選版 日本国語大辞典)

今日日(きょうび)
意味:きょうこのごろ。この節。当今。(出典:精選版 日本国語大辞典)

此程(このほど)
意味:近い過去から現在までの時間を漠然とさしていう語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

最近(さいきん)
意味: 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。(出典:デジタル大辞泉)

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