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早々とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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早々

「新年早々」などのように使う「早々」という言葉。

「早々」は、音読みで「そうそう」と読みます。

「早々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「早々」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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早々の意味

「早々」には次の二つの意味があります。

1 その状態になってすぐの時。多く、他の語の下に付いて用いられる。
2 急いで物事をするさま。はやばや。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

早々の意味①「その状態になってすぐの時。多く、他の語の下に付いて用いられる。」

「早々」の一つ目の意味は「その状態になってすぐの時。多く、他の語の下に付いて用いられる。」です。

例えば、「開店早々に行列ができる」という文で「店が開店してすぐに行列ができる」という意味になります。この場合は、「開店」の後ろに用いられています。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・それについてしばらく考えてみたが、早々にあきらめて俺は床についた。
(出典:同人『涼宮ハルヒの微笑』)

・お戻りになる早々、お姿が見えなくなりましたので、心配いたしました。
(出典:井上祐美子『五王戦国志3 埋伏篇』)

・彼らは上陸早々の敵の攻撃を予想して作戦をたてていたのだった。
(出典:ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 第7巻 <銀の降臨祭>』)

・大きな建物だったが、半分は古く灰色で、あとの半分は新築早々だった。
(出典:シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』)

・明日の朝早々に、 わしは例の運命の女神姉妹たちのところへ行ってくる。
(出典:シェイクスピア/大山俊一訳『マクベス』)

早々の意味②「急いで物事をするさま。はやばや。」

「早々」の二つ目の意味は「急いで物事をするさま。はやばや。」です。

例えば、「早々に買い物を済ませる」という文で「急いで買い物を済ませる」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・まただれかと遭遇そうぐうしない内に早々にこの場から退散たいさんした方がよさそうだ。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 8』)

・彼女とはどうにかして早々に別れなければならないと僕は思っていた。
(出典:乾くるみ『リピート』)

・部屋の状態が完璧かんぺきであるのを確認すると、早々にベッドに入ることにした。
(出典:塚本晋也『悪夢探偵』)

・使者は額の汗をぬぐいながら、早々に部屋から去っていった。
(出典:咲村観『上杉謙信地の巻』)

・これ以上つまらない会話を聞く気はないので、ノエルは早々に割り込んだ。
(出典:吉野匠『レイン5 武闘会、開幕』)

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