既卒
「彼は既卒者だが採用された」などのように使う「既卒」という言葉。
「既卒」は、音読みで「きそつ」と読みます。
「既卒」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「既卒」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
既卒の意味
「既卒」には次の意味があります。
・すでに大学などを卒業していること。また、新卒に対して、卒業して時間が経過していること。また、その者。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「既卒」の対義語は「新卒」です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・既卒者と新卒者で扱いが変化する。
・一度卒業してしまうと既卒者として扱われるため、就職活動のやり方も変わっていく。
・既卒扱いで面接に臨む。
類語
・卒業生（そつぎょうせい）
意味：学校を卒業する者。または、その学校を卒業した者。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・新卒（しんそつ）
意味：その年に学校を卒業すること。あるいはしたこと。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・大卒（だいそつ）
意味：《「大学卒業」の略》大学を卒業していること。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・高卒（こうそつ）
意味：《「高等学校卒業」の略》高等学校を卒業していること。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・中卒（ちゅうそつ）
意味：《「中学校卒業」の略》中学校を卒業していること。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
