方法
「うまくいく方法」などのように使う「方法」という言葉。
「方法」は、音読みで「ほうほう」と読みます。
「方法」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「方法」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
方法の意味
「方法」には次の意味があります。
・物事を行なうしかた。目的を達するためのてだて。仕様。（出典：精選版 日本国語大辞典）
目的や目標に達するための手段・やり方を意味する言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・もっと有効な方法を工夫するより外はないと思いました。
（出典：小酒井不木『三つの痣』）
・自分からそこへ出かけていくよりほかに方法がなかった。
（出典：原田義人『火夫』）
・他の恒星の距離もますます精密な方法で測定されるようになった。
（出典：寺田寅彦『宇宙の始まり』）
・そして首脳部の人々は、脱出方法について熱心な討論をつづけていった。
（出典：海野十三『怪星ガン』）
・松園氏自身の絵画方法の発達がその点にまで到達してゐるのである。
（出典：小熊秀雄『小熊秀雄全集-19』）
類語
・仕方（しかた）
意味：物事をする方法。やり方。（出典：デジタル大辞泉）
・やり方（やりかた）
意味：物事を行う方法。物事をする手段。（出典：デジタル大辞泉）
・方途（ほうと）
意味：進路。方法。しかた。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・策（さく）
意味：はかりごとや計画。また、事をうまく運ぶための手段・方法。（出典：デジタル大辞泉）
・手段（しゅだん）
意味： 目的を実現するための具体的な方法。てだて。（出典：精選版 日本国語大辞典）
