換金
「貯めたポイントを換金する」などのように使う「換金」という言葉。
「換金」は、音読みで「かんきん」と読みます。
「換金」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「換金」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
換金の意味
「換金」には次の意味があります。
・物品を売って、現金に換えること。(出典:デジタル大辞泉)
「換金」を簡単に言うと、品物を現金に換えることを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・つまり、他にも換金できそうなものをお持ちだったということです。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 1 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』)
・おれはその中のいくつかを換金するためにズボンのポケットに押し込んだ。
(出典:雨木シュウスケ『聖戦のレギオスI 眠りなき墓標群』)
・今までこの町で築いてきた商人としての人間関係を換金したものともいえる。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料II (電撃文庫)』)
・しかし、他藩よりも安定して換金しやすい生産物があったことはたしかである。
(出典:野口武彦『忠臣蔵 ― 赤穂事件・史実の肉声』)
・出玉を換金しようとしたら、そんなもの放っておいてすぐにこいと腕を引く。
(出典:石田衣良『波のうえの魔術師』)
類語
・換物(かんぶつ)
意味:金を物にかえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・交換(こうかん)
意味:物と物などを引き換えること。取り換えること。また、互いにやりとりすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・売買(ばいばい)
意味:売ることと、買うこと。売ったり買ったりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・トレード
意味:売買の取引をすること。(出典:デジタル大辞泉)
・換金作物(かんきんさくもつ)
意味:農家が自分の家で食べるためでなく、売って金にすることを目的に生産する作物。(出典:精選版 日本国語大辞典)