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捺印とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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捺印

「印鑑を捺印する」などのように使う「捺印」という言葉。

「捺印」は、音読みで「なついん」と読みます。

「捺印」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「捺印」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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捺印の意味

「捺印」には次の意味があります。

印判を押すこと。また、押した印。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「契約書に捺印する」で「契約書に印判を押す」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・拒むべきことでもないし、李の笑顔に信頼して、正枝は捺印してやった。
(出典:豊島与志雄『浅間噴火口』)

・彼は明智の驚くべき推理をも、あわせて承認する意味で、署名捺印した。
(出典:江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編1 本格推理I』)

・私は借用書を書いて捺印してから、ジュラルミンケースを受け取った。
(出典:大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』)

・志功は出来上がった作品に、署名し、捺印してから、最後にこういった。
(出典:長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』)

・腹に沸き起こった怒りを抑え、書類に捺印すると黙って富山に突き返した。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)

類語

押印(おういん)
意味:印を押すこと。(出典:デジタル大辞泉)

押捺(おうなつ)
意味:印判を押すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

調印(ちょういん)
意味:条約・協定などの内容が確定したとき、それに関係する当事国の代表者がその公文書に署名すること。(出典:デジタル大辞泉)

署名(しょめい)
意味:本人が自分の名を書類などに書くこと。(出典:デジタル大辞泉)

花押(かおう)
意味:文書の末尾などに書く署名の一種。(出典:デジタル大辞泉)

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