捜査
「犯罪捜査」などのように使う「捜査」という言葉。
「捜査」は、音読みで「そうさ」と読みます。
「捜査」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「操作」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
捜査の意味
「捜査」には次の意味があります。
・捜して調べること。特に、捜査機関が犯人を発見・確保し、証拠を収集すること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、警察など(捜査機関)が犯人を特定し逮捕して起訴するための一連の活動のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・つまり、ぼくは捜査の必要上、あんな変装をしていたにすぎないのです。
(出典:江戸川乱歩『妖怪博士』)
・足取りをつかむために、あらゆる捜査の手が打たれましたが無駄でした。
(出典:シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(下)』)
・その表情から、捜査の進行が満足すべきものでないことが明らかだった。
(出典:ダイン/井内雄四郎訳『ベンスン殺人事件』)
・やつが逃げてしまわないうちに、あたり一帯の捜査を始めないことには?
(出典:ドイル/鈴木幸夫,鮎川信夫,齊藤重信訳『シャーロック・ホームズ全集(上)』)
・警部なり刑事なりで、まだ捜査にたずさわっているものがあるのだろう。
(出典:シムノン/稲葉明雄訳『怪盗レトン』)
類語
・検査(けんさ)
意味:ある基準をもとに、異状の有無、適不適などを調べること。(出典:デジタル大辞泉)
・調査(ちょうさ)
意味:ある事柄を明確にするためにしらべること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・取り調べ(とりしらべ)
意味:捜査機関が、被疑者や参考人の出頭を求めて犯罪に関する事情を聴取すること。(出典: デジタル大辞泉 )
・チェック
意味:点検、調査、確認などをすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・確認(かくにん)
意味:公の機関によって、特定の事実や法律関係の存否を判断、認定すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)