招待
「結婚式に招待された」などのように使う「招待」という言葉。
「招待」は、音読みで「しょうたい」と読みます。
「招待」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「招待」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
招待の意味
「招待」には次の意味があります。
・客を招いてもてなすこと。催しなどに客として招くこと。また、人にわざわざ来てもらうこと。(出典:デジタル大辞泉)
「招待」を分かりやすく言うと、「自分が主催するイベントなどに人を呼ぶこと」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・なかば憤りに似た気持のうちに彼は人々を部屋に招待することをやめた。
(出典:アンダスン/山屋三郎訳『ワインズバーグ・オハイオ』)
・いつでも昼食のご招待に応じますわといったそぶりも見せていなかった。
(出典:O・ヘンリー/大久保康雄訳『O・ヘンリ短編集』)
・トリーが招待したのはたしかに疑わしい人たちばかりだとは思えないね。
(出典:クリスティ/赤冬子訳『三幕の殺人』)
・子爵夫人は翌日の舞踏会に招待してくれることで、それに応じてくれた。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)
・こちらのある閣員から週末の集会に田舎の家へ招待をうけたことがある。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 最後の挨拶』)
類語
・勧誘(かんゆう)
意味:あることをするように勧めて誘うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・招致(しょうち)
意味:招き寄せること。招いて来てもらうこと。(出典:デジタル大辞泉)
・招来(しょうらい)
意味:人を招いて来るようにさせること。(出典:デジタル大辞泉)
・招請(しょうせい)
意味:頼んで来てもらうこと。招き迎えること。(出典:デジタル大辞泉)
・招客(しょうきゃく)
意味:客を招くこと。また、招いた客。(出典:デジタル大辞泉)