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折衝とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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折衝

「顧客と折衝する」などのように使う「折衝」という言葉。

「折衝」は、音読みで「せっしょう」と読みます。

「折衝」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「折衝」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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折衝の意味

「折衝」には次の意味があります。

利害関係が一致しない相手と問題を解決するために、かけひきをすること。また、そのかけひき。(出典:デジタル大辞泉)

「折衝」はもともと「敵が衝突してくるのをくじき、防ぐこと」という意味の言葉ですが、転じて「かけひきすること」という意味で使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし営業部時代の商談で身につけた折衝力やもちまえのファイトでどんどん力を発揮し、今年四月には順調に「主事」に昇格した。
(出典:高橋伸夫『できる社員は「やり過ごす」』)

・統合幕僚監部での予算枠をめぐる折衝は延々と続いていた。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 12 山口防衛戦』)

・かれは、砂糖を日本にもっと買ってほしいと思い、業界とも積極的に折衝した、と語っていた。
(出典:三好徹『チェ・ゲバラ伝』)

・彼は外交折衝は上手だったが、自分自身のために卑屈に頭をさげることができない男だった。
(出典:阿佐田哲也『ばいにんぶるーす』)

・事件後、甘粕家を代表して外部との折衝に当ったのは二十七歳の二男・二郎であった。
(出典:角田房子『甘粕大尉 ―増補改訂』)

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類語

交渉(こうしょう)
意味:特定の問題について相手と話し合うこと。掛け合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

駆け引き(かけひき)
意味:交渉・談判や試合などで、相手の出方や状況に応じて、自分に有利なように事を運ぶこと。また、その術。 (出典:大辞林 第三版)

談判(だんぱん)
意味:事件やもめごとに決着をつけるために相手方と話し合うこと。交渉。(出典:デジタル大辞泉)

ネゴシエーション
意味:交渉。協定・取引などの話し合い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

渉外(しょうがい)
意味:外部と連絡・交渉すること。(出典:デジタル大辞泉)

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