投擲
「とうてき」と読みます。
「投擲武器」や「投擲競技」のように使われます。
この記事では「投擲」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、分かりやすく解説していきます。
投擲の意味
投擲には2つの意味があります
1.投げうつこと。投げること。
2.「投擲競技」の略。(出典:デジタル大辞泉)
それぞれの意味と使い方については下記の通りです。
投擲の意味①投げうつこと。投げること。
投擲の1つ目の意味は「投げうつこと。投げること。」です。
物を放り投げる様子を表しています。
そのことから2の「投擲競技」は円盤やなど槍などを投げる競技という意味になります。
使い方・例文
・手榴弾の投擲距離とうてききよりまで日本兵が接近してきたのはこの夜が始めてだった。(出典:光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』)
・ 私はナイフを左手に、投擲とうてき用の短刀を右手に目的の倉庫へと歩いていく。 (出典:奈須きのこ『空の境界 (下)』)
・どこに行くのかと言えば、先ほど自分が投擲した巨大な十字架のところだった。 (出典:西尾維新『傷物語』)
・ならば、こちらとほぼ同時に幼生体群を投擲している本体を見つけたか?(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス09 ブルー・マズルカ』)
・最初の三本は特殊な投擲技術により『鉄甲作用』を持たせている。(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)